認知療法・認知行動療法について、大野裕先生がよくある質問にお答えした「認知行動療法について」の動画をご覧いただけます。
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・第1回 「認知療法・認知行動療法って何ですか?」
認知療法、認知行動療法とは【大野先生が動画で解説! 認知療法とは?】「認知療法、認知行動療法って何ですか?」という質問に、精神科医 大野裕先生が回答。動画でご覧いただけます。※「こころのスキルアップ・トレーニング」サイトでは、このほかにも、認知行動療法に関する質問に大野先生が答えた動画を公開しています(会員限定)。----------------------------------▼認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング」http://www.cbtjp.net/----------------------------------
Posted by 大野裕の認知行動療法活用サイト「こころのスキルアップ・トレーニング」 on 2015年5月18日
【登録後、ご覧いただける動画の一覧】
・第2回 「考え方が悪いっていうことですか?」
・第3回 「考え方を変えるって、難しそうですね」
・第4回 「なぜ認知療法サイトを作ることを考えたのですか?」 + テキスト版を見る
つらくなったとき、そういうときに、人に相談する、
人と話をする、これはすごく気持ちが楽になります。
ですから、まずは、そうしていただきたいんですね。
そうして、それでもつらいというときは、
医療機関に相談をしていただきたいと思います。
でも、すぐにそれができないこともあります。
人に相談できないで、一人で悩まれるときもあります。
そういうときの手助けになるように、こういうウェブを使った「認知療法のサイト」、
それを考えてみました。
それを使って、気持ちが楽になるようだったら、
それもまた、手助けになるのではないか……そういうふうに考えたんですね。
だけど、これだけでは必ずしも楽にならないかもしれないです。
そういうときには、思いきって親しい人に悩みを打ち明ける、それも大事になります。
こんなことを言うと、その人の気が重くなるんじゃないか、
こんなことを聞かれても困るだろう……そういうふうに考えて躊躇する人も多いんですね。
だけど、これが「自動思考」なんです。
聞いてみないとわからないですね。
そして、その人に、「こういう話をして、迷惑かもしれないけど」というふうな
前置きをして聞いてみていただいてもいいと思います。
あなた自身もおそらく、そういうふうに聞かれたときには、「なんとかしてあげたい」、そう思うはずです。
他の人もそうなんですね。
そして、そこで相談に乗ることができれば、相談を受けた人も、
「ああ、その人の役に立ったな」、そう考えて気持ちが楽になることがよくあります。
ですから、あまり自分の中だけで考えないで、そこで躊躇しないで、
まわりの方に相談をしていただく……それが大事になります。
だけどその一方、その手前で、こうしたサイトを利用していただくのも十分意味があると思います。
・第5回 「このようなITを使った方法が役に立つのですか?」 + テキスト版を見る
こうしたITを使った方法というのは、「機械的すぎるんじゃないか」
「人間味に欠けるんじゃないか」、そういうふうに考える方がいらっしゃいます。
でも、海外のデータを見ますと、ITを使った方法が、
実際にこころを軽くする、そういうデータがたくさん報告されています。
また医療機関にかかっている人も、こうしたITを使った方法を一緒に利用することで、
より効果が期待できる、そんな報告もあります。
私たちは、このウェブを使ったサイトの前に、携帯電話を使ったサイトを開設しました。
そのデータを見てみますと、7割近い方が
「実際にやって気持ちが楽になった」、そういう報告をされています。
ですから、こうした方法も、やはり皆さん方の力になるんじゃないか……
そう考えて、このウェブサイトを開設しました。
・第6回 「性格が悪いということでしょうか」
・第7回 「具体的にどうすれば良いんですか?」
・第8回 「考えが浮かばないことだってあるでしょう?」
・第9回 「考えと気持ちはどう違うんですか?」
・第10回 「たくさん自動思考が出てきたときにはどうするんですか?」
・第11回 「生きていく意味はどこにあるんだろうと考えるのですが?」
・第12回 「反証を見つけるのが難しいんです」
・第13回 「考え方を変えても、問題が解決するまでは気持ちが楽になりません」
・第14回 「怖くても行動した方が良いのですか?」
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