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大野裕のこころトーク【第1回】

こんにちは、大野裕です。

うつや不安という言葉は、ずいぶん広く知られるようになってきました。
そうした心の状態が特別なものではなく、
誰でも体験するものだということもよく知られるようになってきました。

私が精神科医になったのは30年前ですが、
その頃は、精神疾患はもちろん、うつや不安に苦しむのは一部の人だと思われていました。

しかし、決してそうではないことは、皆さんもご存じの通りです。
医学的な治療が必要なほどに苦しんでいる人はたくさんいらっしゃいます。
治療を受けるほどではなくても、うつうつとしたり、不安になったり、
辛い気持ちになっている人は、もっともっと多いはずです。

それは、うつや不安が必要なものでもあるからです。

親しい人とケンカをしてしまったときや仕事でミスをしたとき、
まったく気にしないで明るく前向きに進んだとしたらどうでしょう。

親しい人との関係がこじれてしまったり、せっかくの大事な契約が破綻したり、
取り返しが聞かない状態になってしまう可能性が高くなります。
こうしたときには、ちょっと立ち止まって、どうすればいいのかを考えてみる必要があります。

うつというのは、そのように「ちょっと立ち止まってみたら…」という心のメッセージでもあるのです。
不安も同じです。

何かをしようとするとき、不安を感じるから私たちは準備をします。
ほどほどに緊張するから集中して作業をすることができます。
それがなければ、準備不足で失敗したり、集中できずに仕事の能率が上がらなかったり
ミスをしたりする可能性が出てきます。
不安や緊張もまた、「準備をしようよ」「いまは気を張った方が良いよ」という心のメッセージなのです。

ですから、ほどほどにうつや不安を感じることは大切なのです。
でも、いつもそう簡単にほどほどで収まるわけではありません。
なぜか、辛い気持ちから抜け出せなくなることがあります。
そうしたときには、何か手を打った方が良いでしょう。

その役に立てればと考えて、心のケアの領域で注目されている
認知療法の考え方をもとに本サイトを作ってみました。
そして、そのなかで、辛くなったときにどのように考えると良いか、
私が考えていることを、こころトークでお伝えすることにしました。

もちろん、人の考えはそれぞれです。
生活している環境も、またそれぞれに違っています。

私の考えを読まれて、「たしかにそうだ」と思えるときもあれば、
「そんなことないだろう」と思うこともあるでしょう。
私と同じ考えである必要はありませんし、違っていて当たり前なのです。

ただ、私の言葉やコラムをきっかけに、さらに考えが広がっていく、
その体験が、しなやかな心、強い心につながっていくと思います。
そうしたことを期待しながら、こころトークを書いていきたいと考えています。

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